Believe, even if you're the only one

ただただ趣味や日常を書き綴る雑多なブログ

コンサルには「ちゃぶ台返し力」が求められる

いつもランニングするときには、Suicaをポケットに忍ばせる。このSuicaはとても便利で、Credit機能もついていてなおかつAuto Charge。だから、どこにいってもだいたい現金いらずという感じ。

そしてランニング時にも重宝してるのだが、長距離を走ると途中でしんどくなってバスにのったり電車に乗ったりすることがある。特に京都にいたときは、しんどくなったらすぐに電車に乗ってた。いけるとこまで北上しまくって、帰りは京阪で出町柳から、みたいな。

だから自分にとってSuicaはランニングの必需品(甘え)だったりするのだけど、先日走ろうとしたとき、なんとSuicaがなかった。どこに行ったのだろう。

いつもの定置になくて、色々探し回ってもなくて、直前にスーパーに行ってから行方をくらませてしまった。Suicaは財布に入れない派なので、いつも必ずポケットにいれている。だからその時履いていた短パンに入っていなければ、どこかに置いているはずなのに、どこを探してもない。そこまでものも多くない部屋なので、ひとしきり探してないとなると、それはもう完全外に落としてしまったことになる。

きっとスーパーの近くに落としてしまったのかと思い、スーパーにダッシュで確認するも落とし物には届いておらず、その足で警察へ。そして警察も空振り。

でもViewcardに確認したところ、クレジットを悪用された形跡もなく、きっとどこか部屋の中にあるんじゃないかという一抹の希望をのせて、まだ解約はせずに一旦ステイすることにした。でもCredit機能があるからなくなって悪用されると心配だな。。。

とまぁ心配になってもやることはやったし、もうどうしようもなからいったん頭を切り替えてランニングに。そして15分ぐらい走ったところにスーパーがあって、またハッとする。

「そもそもおれは違うズボンを探していたんじゃないか!(バカ)」

そうだ、家の中で何度も何度もポケットをたたいて入ってるはずもないズボンを確認していたけど、でも実はスーパーに行くときに掃いてたズボンは実は違うズボンじゃないか!!!

帰宅後、そのズボンを探したところ無事入っていました。ごめんなさい警察のお兄さん。くそ暑い中10分かけて交番まで呼び出していろいろ手続きしてくれたにもかかわらず、自分の凡ミスでこんな身近にあったとは。あの剛毛の警察官の優しい対応が申し訳なくて耐えられない。

でも紛失物って結局、身近なところにあるんでしょ。っていう人生の経験からそこまで動揺はしなかったけど、案の定という感じ。

そして改めて、「そもそもおれは違うズボンを探していたんじゃないか」という「そもそも」という思考が、まさに日々のコンサルワークと同じ思考回路を辿っていたのである。

まぁ別にコンサルじゃなくても誰でも使うし、こういうケースなら誰しもがそもそもって考えるだろうけど。笑

よくコンサルでは「そもそもこれってなんの話してるの?」「そもそもこのスライドって何がいいたいの?」「そもそも何が問題なの?」「そもそも何がやりたいの?」etc...

というふうに、やたらと「そもそも」を使う。もはや新入社員でも「そもそもこの仕事ってなんでやるんですか」とか言っちゃったら、なんかちょっと仕事できちゃう風に見えるぐらい(ただし言われた側はうざい)コンサル業界のマジックワードだったりする。

日ごろ使う「そもそも」という言葉は、とても強力な力をもっていて、様々な場面で有効活用できる。どのタイミングでもそのマジックワードを操れるかがコンサルでは重要だったりするので、日常生活でも「そもそもなんで空って青いんだろう」ぐらいの勢いで、いろんなことに「そもそも」をぶつけてみたら、すごくいい頭の体操になるんじゃないかなと思う。(ちなみに空が青い理由は知りません)

 

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