「サラリーマン・サバイバル」を読んで
相変わらず大前さんの本って感じ。この人は何年たってもどんな本であってもトーンが一緒だな。そして書いてる内容もほとんど一緒(一貫してる)。
つまりは、「自分の頭で考えなさい」ということ。
当たり前と言えば当たり前だが、それをどこまで徹底してできるのかという話。一つそのこつが、毎年何か新しい分野で一つテーマをしっかり勉強し、1年間でその分野のエキスパートになって、できれば1冊本をものにするという課題である。その分野の学者や専門家が言っていることに対し、新しい証拠に基づいて異なる視点で独自の意見、自分なりの新しい付加価値を出せるようになることを目標にしてやる。
いろんな本でこの話をしているから、本当に力がつくんだろうなと思ってる。ので、やっぱりちゃんと取り組まないとなぁ、と。。。。
だいぶ古い本だけど、今読んでも色あせないようなメッセージが詰まっているからやっぱりハッとさせられるよね。発信型の頭に変えるために質問をすること、森羅万象に興味を持つこと、自分なりの回答をもつこと、自分で考える癖をつけること、などなど。まぁコンサル業界ではよく言われることだけど、20年以上も前からずっとこのことを言い続けてる大前さんはやっぱり神だな。
それなりのおつむになるには、最低5年のリハビリはかかるみたいだけど、でもそれで一生ものの「考える力」がつくんだから、安いもんだよね。
最後に、大前さんの好きな(であろう)言葉、「知的に怠惰な人間は生き残ることができない。」は、ほんとその通りだと思う。ふんふん言ってニュース記事よんで、SNSのNew Feed見てるだけじゃほんと頭なんて使わないからね。とりあえず自分の頭で考えて、付加価値のあるアウトプットを生み出せるようになるために、以下2点は必須だな。頑張ろ。
- 「自分で深堀するテーマを決めてエキスパートになる」
- 「(読書や仕事の際に)自分なりの Why と So what を作る」